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すき焼きに合う野菜・おすすめ27選!定番から変わり種、旬を楽しむ野菜まで

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「たまには、すき焼きに目先の変わった具材を入れてみたい」「でも、家族が食べてくれるか不安」…、そんなときは、入れる野菜に変化をつけてみませんか。
ほとんどの野菜は、すき焼きに合います。肉や具材の味が染み込んだ根菜、食感が楽しい葉物など、野菜嫌いのお子さんも喜んで食べてくれる可能性も大いにあります。

今回は、すき焼きに合うおすすめの野菜を、たっぷり27種類紹介します。定番の野菜から変わり種の野菜、意外な組み合わせの野菜まで網羅しました。

“すき焼きの新しい定番”を見つけるヒントに、ご活用ください。

【定番野菜】すき焼きに欠かせない野菜5選

まずは「すき焼きといえば!」の、定番野菜を紹介します。すき焼きに欠かせない野菜といえば、次の5つですね。

  • 長ネギ
  • キノコ
  • 春菊
  • 白菜
  • ニンジン

火が通り、味が染みてトロトロになった長ネギ。ちょっと太目のものを斜め切りにして、存在感を出したいですね。

キノコはお好みのものを入れましょう。一般的には、エノキ・シイタケが好まれます。乾燥シイタケなら、戻し汁も入れるとうま味アップ!生のシイタケは、飾り切りで“ご馳走感”を出しましょう。

春菊の独特のほろ苦さは、すき焼きの味わいに広がりを持たせてくれます。火が通りやすいため、下ゆでは不要です。

煮込んで柔らかく、ジューシーさを増した白菜やニンジンも、人気の野菜です。割下が白菜の辛味やニンジンの苦味を消してくれ、子どもも食べやすい一品になります。

家庭でお馴染み!すき焼きに合う野菜8選

家庭によくある野菜の中にも、すき焼きに合うものは数多くあります。「今夜はすき焼き!」という日は、野菜室をチェック!これから紹介する野菜があれば、ぜひすき焼きに入れてみてくださいね。

玉ねぎ

しっかり火を通した玉ねぎは、染み込んだ味わいとトロトロの食感がたまりません!格別の美味しさで、ごはんも進みます。
長ネギが苦手でも、玉ねぎなら食べられるという人もいるのではないでしょうか?玉ねぎは、年代を問わず愛される野菜です。

すき焼きに入れる玉ねぎは、食感が適度に残るよう、2cmくらいのくし切りにしましょう。

みずみずしくシャッキリとした、新玉ねぎもおすすめです。

水菜

水菜は、火を通してもシャキシャキした食感が残りやすい野菜。トロッとした食感が多いすき焼きの具材で、アクセントになってくれます。
鮮やかなグリーンが目を引く水菜は、春菊の代用にもおすすめです。

長さを4等分ほどに切り、割下が沸騰してから水菜を入れます。火が通るとかさが減り、意外とたくさん食べられますよ。「少し多いかな?」と思うくらい、用意してもOKです。

大根

ブリ大根に豚バラ大根、そして鍋料理。すき焼きが食べたくなる冬の食卓では、大根が大活躍!もちろん、すき焼きにもよく合います。アツアツの大根から割下がジュワッと広がり、たまらない美味しさです。「もう1つ!」と、つい箸が出ること間違いなし!

大根のカットは、お好みの形状・大きさで。1〜2cmの半月切りにすると、すき焼き鍋の中で存在感を放ちます。火が通りにくい素材のため、すき焼き鍋に入れる前にレンジにかけておくと調理時間を短縮できます。

ほうれん草

カリウムや鉄、ビタミンA、ビタミンCなど、豊富な栄養を含むほうれん草は、積極的に採りたい野菜です。すき焼きとも意外に相性バッチリ!豚肉や鶏肉のすき焼きとも、よく合います。

すき焼きに入れるほうれん草は、下ゆでしておきます。水にさらしてから水気を切り、3〜4cmの長さに切って、すき焼き鍋に入れましょう。

もやし

もやしは、牛肉のうま味がたっぷり溶けだした割下の美味しさを、しっかりからめとります。シャキシャキした食感も楽しく、「すき焼きにかならず入れる」という声もあるほどです。
お値段も手頃で、かさ増しにもなるため、食べ盛りのお子さんがいる家庭にもおすすめです。たっぷり含んだ水分がタレの味を薄める可能性があるため、もやしの量にあわせて割下の量を調整しましょう。

エリンギ

薄切りにしたエリンギは、そのすみずみまで牛肉のうま味を染み込ませます。一口目から口中に広がる甘辛いタレの味わいと食感は、他の野菜にはない存在感。ぜひ試してほしい野菜です。

割下が沸騰してから入れると、柔らかい食感が楽しめます。また、牛肉と一緒に炒めるつくり方もおすすめ。キノコならではの香ばしさが加わり、新しい味わいが楽しめます。

小松菜

すき焼きの彩りとなるグリーンの野菜として、よく使われるのが春菊です。ただ、あの苦味が苦手という人もいます。そんなときは、小松菜を使ってみませんか。小松菜は苦味が少なく、シャキシャキとたくさん食べられます。

実は小松菜は、とても栄養豊富です。カルシウムはほうれん草の3倍、βカロテンやビタミンB・C・Kなどを含みます。成長期のお子さんにも、積極的に採って欲しい野菜の一つ。
みんなが大好きなすき焼きに入れれば、お子さんも喜んで食べてくれるのではないでしょうか。

レンコン

きんぴらになるほど、レンコンと甘辛い醤油味の相性は抜群です。もちろん、すき焼きにもぴったり!シャキシャキの食感、染み込んだ割下と牛肉のうま味を堪能できますよ。

すき焼きに入れるレンコンは、薄切りがおすすめ。根菜らしいゴロゴロした存在感を出したいときは、乱切りにしてレンジで軽く火を通してから入れましょう。

意外なマッチング!すき焼きに合う変わり種野菜11選

「え?この野菜もすき焼きに合う?」と感じる人もいるかもしれない、変わり種の野菜を紹介します。
「今夜のすき焼きは、ちょっといつもと変えたいな」という日に、お試しください。

トマト

真っ赤なトマトで、いつものすき焼きに彩りと酸味をプラスしませんか。トマトのさっぱりした味わいは、牛肉や割下と絶妙なマッチング!これまで食べたことがない、新鮮なすき焼きが楽しめます。

トマトに含まれる栄養素・リコピンは、加熱すると吸収率が高まるという嬉しいおまけもついてきます。トマトとよく合うチーズを追加すれば、洋風すき焼きにアレンジできます。

トマトはくし切りや乱切りにし、すき焼きが完成する直前に入れましょう。火が通りやすいため、煮込み過ぎに注意してください。

ブロッコリー

2026年度から、国の「指定野菜※」の仲間入りが決まったブロッコリー。鮮やかなグリーンが、すき焼きの彩りを高めてくれます。子どもからシニアまで好きな人が多い人気野菜で、すき焼きによく合いますよ。

ブロッコリーは小房に分け、適量を下ゆでしておきます。割下が沸騰したところに入れましょう。少し硬めに下ゆでしておくと、すき焼き鍋の中で火を通しながら、じっくり味を染み込ませられます。

※指定野菜:消費量が多く、国民生活上の重要性が高いとされる野菜です。これまでキャベツやナス、ニンジン、じゃがいもなど、14品目ありました。

カリフラワー

「ブロッコリーがすき焼きに合うなら、カリフラワーも合う?」と考えたくなりませんか。カリフラワーも、すき焼きに合う野菜です。ちなみにカリフラワーは、地中海沿岸原産の野菜。同じく、地中海沿岸が原産のブロッコリーが、突然変異してできたと考えられています。
形が似ているのも納得ですね。

カリフラワーは小房に分けたら、下ゆでせずにすき焼きに入れてOKです。時短したいときは、レンジで適度に柔らかくしてから入れましょう。ほろほろの食感が、ついおかわりしたくなる美味しさです。

ごぼう

ご飯のお供として支持される「牛ごぼう」は、ごぼうを牛肉と甘辛く似た料理です。そんな料理があるほど、牛肉とごぼうの相性はバッチリ!すき焼きにもごぼうを入れない手はありません。

すき焼きに入れるごぼうは、ささがきがおすすめです。水にさらしてアク抜きをしたごぼうを、沸騰したすき焼き鍋に入れてみてください。他の素材と絡み合い、もりもりと食べられます。

ナス

すき焼きと合う野菜の多くに共通するポイントは、味が染み込む野菜であること。味が染み込むと美味しさが増す野菜といえば、ナス!ナスも、すき焼きに良く合います。
「牛肉や他の野菜のうまみが染み込み、本当に美味しい」「火が通ってトロトロになったナスの食感がたまらない」といった声も見られるほどです。

ナスは斜め切りや乱切りにし、水にさらしてアク抜きしてから使います。割下と同時にすき焼き鍋に入れ、しっかり火を通しましょう。
牛肉と一緒に炒めておくと、ナスに香ばしさが加わって、また別格の美味しさになります。

レタス

歯ごたえを楽しみたいときには、レタスがおすすめです。甘辛い味とさっぱりしたレタスは、大人も子どもも大好きな味。淡白な味は、どんな組み合わせとも相性が合います。
火を通すとかさが減るため、ひと玉用意しても食べ切れるかもしれません。

すき焼きに入れるレタスは、一口サイズに手でちぎっておきます。沸騰し、完成間近に入れるのがポイント。しんなりしたら、食べごろです。

キャベツ

キャベツを鍋料理に使う人も多いのではないでしょうか。同じ感覚で、すき焼きにキャベツを入れてみませんか。キャベツを主役にしたすき焼きも、白菜の代用にもおすすめです。

キャベツは煮込むと、甘味がアップします。この甘味が、割下の甘辛さと良く合うのです。また、トマトやオリーブオイルを使った洋風のすき焼きにも、最適です。

一口サイズに切ったキャベツを、割下と同時にすき焼き鍋に入れましょう。

ししとう

すき焼きの味のアクセントに、ししとうはいかがでしょうか。しんなりしたししとうにタレがよく絡み、思わず箸をのばしたくなります。

激辛ししとうを避けるなら、形に注目!まっすぐと良い形のししとうは、ほぼ辛くないそうです。曲がっているししとうや、形がいびつなししとうは、辛い可能性があります。

クレソン

クレソンは、アブラナ科の野菜です。爽やかな風味と、わずかな辛味があります。レストランで出されるハンバーグやステーキに添えられていることが多く、丸みを帯びた葉がかわいらしい野菜です。

すき焼きの風味を変えたいときに、春菊の代わりに入れるのがおすすめ。また、洋風野菜との相性が良いため、トマトやレタスを入れるすき焼きにも、よく合います。

火が通り過ぎないよう、沸騰してからすき焼き鍋に入れましょう。

長いも

加熱前はサクサク、加熱するとほっくりした食感になる長いも。甘辛いタレが絡み、お代わりが進みます。細い長いもは輪切りで、大きめの長いもは食べやすい大きさに切って入れてみてください。

長いもをすり下ろし、とろろにしてすき焼きに入れる食べ方もあります。ふわふわのとろろが具材を包み込み、普段のすき焼きとは一味違った楽しみ方ができますよ。

ゴーヤ

すき焼きにゴーヤも、試してみたい組み合わせです。ゴーヤの代表料理・ゴーヤチャンプルーの味付けは、塩と砂糖、醤油が基本。すき焼きにも合わないはずがありません。
ゴーヤの苦みがすき焼きのアクセントになり、癖になる味わいです。

ゴーヤは種を取り、薄切りにして入れましょう。苦味を減らしたいときは、熱湯でサッと湯通しを。苦味成分モモルデシンが水に溶けだし、食べやすくなります。

旬を楽しみたい!すき焼きに合う野菜3選

すき焼きを食べたくなる冬、そして早春に旬を迎える野菜の中から、すき焼きに合う3選を紹介します。

菜花(なばな・菜の花)

別名をアブラナともいう菜花は、2月から旬を迎えます。花が咲く前のほうが鮮度が良く、美味しくいただけます。ただ、つぼみがほころび、1つ2つと咲き始めたくらいの菜花は、黄色がすき焼き鍋に彩を加えてくれますよ。

菜花は火が通りやすいため、下ゆでせずにすき焼き鍋に入れてOKです。春菊の代わりにもおすすめです。

アスパラ

冬になると、ビニールハウスで栽培されたアスパラが出回ります。柔らかくて優しい味わいのハウスアスパラは、露地とはまた違った美味しさ!すき焼きにもよく合います。

アスパラの根元の硬い部分は皮をむいた上で、適当な長さに切ります。太いものは、半分に切ると火が通りやすくなります。

カブ

年末から春にかけて旬を迎える、カブ。火を通すとトロトロになり、タレのうま味がよく染み込みます。カルシウムや葉酸、カロテンなどの栄養も豊富で、積極的に採りたい野菜です。

実はもちろん、葉も美味しくいただけるのがカブの嬉しいポイント。新鮮な葉つきのカブが手に入ったら、葉もすき焼きに入れてみてください。春菊の代わりにしても良し、細かく刻んで他の具材と絡め合わせても美味しく食べられます。

次のすき焼きはお肉もグレードアップしませんか?

人が集まるときのすき焼きや、お祝いの席でのすき焼き。「今日は、すき焼きのグレードを上げたいな」と感じる日は、お肉にもこだわりたいものですね。

熊本にある加茂川は、明治時代に創業したすき焼き専門店です。肉の名産地・熊本ならではのこだわりの和牛を、秘伝のスープで仕上げたすき焼きが評判で、全国にファンを広げています。

次のすき焼きは、加茂川こだわりのお肉で作ってみてはいかがでしょうか。加茂川自慢のすき焼き用牛肉を、品種・部位まで厳選したセットにしてお届けします。「くまもとあか牛」「黒毛和牛」「味彩牛」など、食べ比べてみたくなる品種ばかりです。

熊本の大草原が育てたうま味たっぷりの牛肉、ぜひチェックしてみてください。

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まとめ

間違いなくすき焼きに合う野菜は、うま味が染み込みやすいもの。根菜類やキノコ類、ネギ類です。食感がアクセントになる長いもやレタスもおすすめです。目先を変えるなら、トマトやクレソン、ゴーヤなど、洋風の野菜を試してみましょう。

甘辛いすき焼きの割下は、どんな野菜も美味しく包み込みます。難しく考えず、さまざまな野菜を試してみてください。「意外と合うね」「次はこれも試してみたいな」と、会話も一段と弾むはず。すき焼き鍋を囲んで、食べる人の笑顔が広がります。